今回は今更ですが、Windows 8とWindows RTの違いについて説明していこうと思います。
なお、Windows RTが失敗したということは知っている人も多いかと思います。
アプリケーション
Windows 8は従来のWindowsアプリケーションを実行できます。
Windows RTは従来のWindowsアプリケーションは動作せず、Microsoft Storeにあるアプリのみインストールできます。
実行可能なデバイス
Windows 8はx86またはx64 CPU(PAE、NX、SSE2が必要)を搭載した任意のPCで動作します。
Windows RTはARMプロセッサが搭載されているため、x86 PCと互換性はありません。
次のデバイスはWindows RTを搭載していました:
- Microsoft Surface RT
- Microsoft Surface 2
- Dell XPS 10
- Asus VivoTab RT
- Lenovo IdeaPad Yoga 11
- Nokia Lumia 2520
- Samsung Ativ Tab
搭載されている追加のアプリ
Windows 8は基本的なWindowsアプリケーションのみが含まれています。
Windows RTはOffice 2013 RTが搭載されています(ただし、マクロやアドインがサポートされていないといった制限があります)。
仮想マシンで動かす方法
Windows 8はVMware、VirtualBox、Hyper-Vといった一般的なハイパーバイザーで動作します。
Windows RTはパッチ適用済みのQEMU v6.2.0でないと動作しません。(インストールするだけでも非常に難しく複雑なのでお勧めしません)
サポート終了日
Windows 8のサポートは2016年1月12日に終了しました。
Windows RTのサポートは2023年1月10日(Windows 8.1と同様)に終了しました。
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