2025/06/22

Compaq Portable Diagnostic Diskを使ってみた

この記事は元々Note用に書きましたが、一応Bloggerにも記載しておきます。

この記事では、Compaq Portable Diagnostic Diskを使用してCompaq Portable IIIのBIOS情報を設定していきたいと思います。

必要なディスク

マシンの種類: [1985] i386DX
マシン: [ISA] Compaq Portable III (386)
CPUの種類: Intel i386DX
CPUの速度: 20MHz
RAM: 4MB
ビデオカード: Internal controller  (RGB type=Amber Monochrome)
マウス: Microsoft Serial Mouse
HD/FDコントローラー: Internal controller
HDD: IDE (0:0)   C=1024,H=8,S=16,64MB   RAM Disk (max. speed)
フロッピードライブA: 3.5" 1.44M
フロッピードライブB: 5.25" 1.2M


開始

それでは、実際に開始していきましょう。

1.  VMを起動し、Compaq Portable Diagnostic DiskをドライブA:に挿入します。

2. 「エラー 162: システムオプションが設定されていません。診断ディスクを A: に入れてください」的なメッセージが表示されたらF1を押します。

3. さらに追加で163エラーが表示されますが、気にせずに待ちます。

4. Compaq Setup Utilityが起動します。

5. 改めてシステムオプションと日時が設定されていないと表示されるので任意のキーを押して続行します。

6. システムの日時を設定します。

7. フロッピーディスクドライブA:とB:の種類を選択します。

8. 86Boxの設定でビデオカードをInternal controllerに設定した場合はYを入力し、それ以外の場合はNを入力します。

9. ブート時のNumLockの状態を選択します。正直どちらでも良いです。

10. システム構成の概要を確認します。間違っている項目があればF4を押して修正し、そうでない場合はF3を押して次へ進んでください。

11. [Exit and save changes]を選択します。マシンが再起動されます。


これでBIOS情報の設定は完了しました。
後はMS-DOSなどのOSのインストールを行うことができます。

MS-DOSのバージョンとして個人的にはMS-DOS 3.31 Compaq  OEMがおすすめです。

関連記事



0 件のコメント:

コメントを投稿