2025/06/21

86BoxにWindows/386 2.11をインストールする

この記事では86BoxにWindows/386 2.11をインストールする方法を解説していきます。
286バージョンもご覧ください。


マシン構成

86Boxで次の構成を使用してください。

マシンの種類: [1988] i386SX
マシン: [SCAMP] DataExpert 386SX
CPU: Intel i386SX
速度: 25MHz
RAM: 4MB
FPU: なし
ビデオカード: [ISA] Trident TVGA 8900D
マウス: Microsoft Serial Mouse
HDコントローラー: [ISA16] PC/AT IDE Controller
FDコントローラー: Internal controller
ハードディスク: IDE (0:0) C=925,H=7,S=17,53MB RAM Disk (max. speed)
フロッピーディスクA: 3.5" 1.44M
フロッピーディスクB: 5.25" 1.2M


必要なもの


注意事項

  • 386拡張機能を使用するにはMS-DOS 3.3xまたは4.01をお勧めします。MS-DOS 5以降のHIMEMを使用すると拡張メモリが既に使用されているため、Windows/386が起動しなくなります。

インストール開始

この記事では286と同じ個所はスキップしています。それらの詳細な手順については286版のページをご覧ください。

すべての準備ができたらインストール

1. VMを起動し、BIOS設定画面を開きます。
BIOS設定を開く

2. 「STANDARD CMOS SETUP」を選択します。
STANDARD CMOS SETUP

3. 内容を確認します。
内容を確認

4. 適切な構成に変更します。
システム構成を設定

5. CMOSに変更を保存して終了します。
変更を保存して終了

6. 286と同じように、MS-DOSとハードディスクを構成します。

7.  再起動後、Setupディスクを挿入して「a:」→「setup」の順に実行します。

8. C:\WIN386のままでOKです。
C:\WIN386

9. コンピュータの種類として「IBM Personal System/2 Model 80」を選択します。
「IBM Personal System/2 Model 80」を選択

10. 286と同じようにTrident TVGA8900Dディスプレイドライバーディスクを挿入します。この際、必ず386用のディスプレイドライバーディスクを使用してください。

11. 画像のオプションを選択します(286の時と同じです)。
「TRIDENT TVGA8900 1024x768 256 Color display (1024K required)」を選択

11. No ChangeでOKです。
No Change

12. ファイルのコピーが開始されるので、次々とディスクを入れ替えます。

13. 286と同じようにAUTOEXEC.BAT、CONFIG.SYS、Memsetの構成などを画面の指示に従って構成します。完了後、必ず再起動してください。

15. WIN386.EXEを起動します。
起動画面

16. インストール完了です!
デスクトップ
デスクトップ (バージョン情報ダイアログ付き)

デモ

デモ

終わり

これで86BoxにWindows/386 2.11をインストールする方法の解説を終わります。

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