2025/08/04

Windows XP Starter Editionの仮想化ソフトの対応状況まとめ

Windows XP Starter Editionでは、高速なCPUを搭載しているだけで「Unsupported state」というメッセージが表示されるため現代のCPUでは通常通りに使うことができません。
そこで、何をしたらWindows XP Starter Editionを実行できるようになるかまとめてみました。
なお、これらは私が実際に動作確認をしたわけではありませんのでご注意ください。


VMware

✔️ vmxファイルに下記を追加すれば実行することができます。

cpuid.0.ebx = "0110:1000:0111:0100:0111:0101:0100:0001"
cpuid.0.ecx = "0100:0100:0100:1101:0100:0001:0110:0011"
cpuid.0.edx = "0110:1001:0111:0100:0110:1110:0110:0101"
cpuid.1.eax = "----:0000:0000:0000:----:1111:0100:0110"


VirtualBox

✔️下記のコマンドを入力すると実行することができます。

VBoxManage modifyvm <VM Name> --cpu-profile "Intel Pentium 4 3.00GHz"

※「<VM Name>」はVM名に置き換えてください。


QEMU

✅ 起動引数に-cpu pentium3を付けると実行することができます。


86Box

✅ 適切な構成を使用すれば実行することができます。


Hyper-V

❌ CPUIDを偽装する機能が提供されていないため、実行することはできません。

0 件のコメント:

コメントを投稿